
2019.10.14 IWGPヘビー級選手権試合 オカダ・カズチカ vs. SANADA
今年4回目となった2人の対戦はさらに進化。
この日一番ビックリした出来事はSANADAの涙でした。
新日本プロレス SANADAの涙
2016.4.10 IWGPヘビー級選手権試合 オカダ・カズチカ vs. 内藤哲也戦に現れたSANADA。
オカダを襲い、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに加入。
SANADAから感情が見えることはありませんでした。
SANADAから感情らしきものを感じたのは、G1 28で行われた内藤哲也戦。(間違ってたらゴメンね)
終盤SANADAから叫び声がーーー!!(ホンマにビックリしたで)
その試合から1年も経たない間に、どんどん感情が見えるようになってきたSANADA。
そして今回迎えたオカダ戦では、涙という形で感情があふれ出ました。
その涙の理由は?
自分の全てをオカダにぶつけることができたから?
それでも勝つことができなかったから?
オカダとの差を感じたから?
SANADAの涙の理由は本人にしか分かりません。
でもSANADAがオカダと闘うことによって感情を手に入れてしまった。
そのことがなんだか恐ろしく感じました。
新日本プロレスSANADAの本当のライバルは内藤哲也
新日本プロレスでザック・セイバーJr.や、オカダ・カズチカなど好敵手と対戦することでSANADAの魅力が開花。
そのことに私は不安を感じています。
Royal Questで内藤哲也と並び立ったSANADAのオーラが半端なかった。
ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに、内藤とSANADA強烈な2つの光が輝き続けることなんてことはあり得ません。
そう遠くない未来、SANADAがロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンからはみ出すのではないかという不安に駆られています。
新日本プロレスの象徴ともいえるオカダ・カズチカからライバルと認められたSANADA。
でも私が思うSANADAの本当のライバルは、内藤哲也なのです。
内藤とSANADAのストーリーは、新日本プロレス入門テストまで遡ります。
同時期に入門テストを受け、内藤哲也だけがそのテストに合格。
新日本プロレスの門をくぐった方(内藤)はそのことについて何も思っていないかもしれません。
ところがテストに落ちた方(SANADA)は、そのことを強烈に覚えているはず。
新日本プロレスにロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを持ち帰り、ムーブメントを巻き起こしている内藤哲也。その勢いはとどまるところを知りません。
そんな内藤を近くで見ているSANADA。
同じユニットにいたら内藤を一生超えることが出来ない。
心のなかでは葛藤し、嫉妬が渦巻いていてもおかしくありません。
SANADAが現時点で内藤哲也を超えるのは難しい。
試合で勝つだけではなく、強い個性やムーブメントも必要。
本当の意味で超えるために、SANADAはもっと進化しなければいけないのです。
SANADAが本当のライバル内藤哲也を超えることができたら、いままで誰も見たことがない景色が新日本プロレスに繰り広げられるでしょう。
SANADAが私たちファンにまだ見ぬ景色をギフトしてくれるのか?
そのときまでSANADAからますます目が離せません。
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